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2007年01月22日

温故知新

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 東京の下町にある串揚げやさんが、この春に店を閉じるそうです。
ご覧のように、雰囲気のある油の匂いがかぐわしい、そして店員のきびきびした接客態度、さらには、大将の「レンコン蔵3番さんへ」「ホタテあと一人前」「続けて揚がります」と言った声が響くせまい店ながら、とてもいい感じの店でした。
 私も初めて行きましたが、古いたたずまいにあったこの店がなくなるのはさみしいなと思ったら、

なんと、丸ビルに出店するのだそうです。
 うーん、それって、どういうことなんだろうと私は思うのです。格子戸をくぐりぬけて、「はい、いらっしゃい」と声のかかる距離にいる大将とめくばせして、今日連れてきたお客さんはどんな客かがすぐわかるような店と、新しい丸ビルで、商社マンの接待に接待に使われたり、地方から初めて上京してきた人が東京に下り立ってランチをしたりする店では、何かが異なるでしょう。
 世の中に起きている事件どれを見ても、日本人が大事にしてきた何かを忘れているような気がしてならないのです。新聞沙汰になるような事件だけではありません。この年末年始、いろいろな学校で起きた問題に対処していました。退学相当の問題が、3件も立て続けに起きて、私の安談も緊張の連続でした。おかげさまで、生徒たちは、自分のほんとうの気持ちに向き合えるようになり、みんな学校に復帰しています。子どもたちに大事なことが伝えられていない。そして、大人たちも大事なことを伝えていない。
 さて、私も50歳を迎えて、残りの人生で、何かできるかを考えています。
 雪印だって、不二家だって、創業者はほんとうに立派だったと聞いています。でも、みんな何かを積み残して、次世代に継いでしまったのだと思います。歯医者さんの家族がおかしいのでもないし、外資系の証券マンが変なのでもない。彼らも、きちんと教わっていないことがあるのです。
 私は安談家元として、できる限り、日本人にとって大事なことを伝えていこうと思っています。まずは「粋な安談」の復活からですかね。  1月22日 高山智

■コメント

粋安復活おめでとうございます!!

私も社会人になって三年目ですが、最近になって、APPで受けた教育のありがたみを実感しています。
自分の目的を達成するために、方向性を持って時間を刻むこと。
分からなければ人に聞くこと、聞いて分かったら素直に従うこと、感謝すること。
まさしく「返事・挨拶・連絡・報告」する努力をすること(出来ているとは、思えませんo(>_<)o)。
ゴミは捨てること、時間は守ること(笑)。
こんなことができない(というよりは、「大事に」できない)人たちが社会には大勢いるのですね。

また、私が粋安や高山先生の講演で得た知識も、大変ありがたいものでした。
親子関係や社会情勢についてのコメント、男女関係や心理学的な知識、日本の文化についてなど、振り返れば今の生活を支える、膨大なものとなっていました。

これらの知識も、いきなり得たものではなく、月に二回の粋な安談などによって「積み上げ」られて来たのだと思い、(というか、気がつけば粋安のおかげでした 笑) ちょうど懐かしく思い出していました。


私は、不登校をしていた人間ですから、その人を育て、社会に適応させるには、高山先生の大変な努力があったと思います。
おかげさまで、立派な? 社会人になれましたが、私ひとりではなくあらゆるCPやシグニフィカントに対して、同じように大切に接し、育ててこられたであろうことは、容易に想像がつきます。
その人たちが、社会のあらゆる分野で活躍し、また高山先生のために戻って来たり、自分が教わったことや伝えられたことを、同じように伝えて行ければ、それは、素晴らしいことだと思います。
ここまでいろいろな(職種の)人間が集まっている組織も、珍しいことだと思います。
高山先生が、育て、つないでくれたのでしょうね(笑)。

残念ながら、創業者や家元など、何かを生み出して作り上げるだけの力を持った人間の数は、少ないと思います。
創業者には、なれません。
だけど、ここでこのブログを読める私たちは、恵まれていると思うし、多少なりとも理解できる人間なのだと思います。
分かったら、次の世代やまわりに伝えていけばいいと思います。

LOVE & PEACE。
(… を、心から望める人の数も少ないのだと知りました。)

 たららんさんのコメント、すばらしい。
 私は、不登校ではなかったけれど、学校や家庭に不適応を起こしたときに、その症状ではなく、私の気持ちを63に分かってもらえて、ほんとうに助かりました。
 やっぱり、たららんさんように、この「粋な」世界には、同じことを感じている人がいるんですね。
 私も、「粋安」復活を期待しています。
 63、50歳だそうですが、安談ビル設立までは、創設者として、番はっててくださいね。

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