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安談を受けながら思うこと option

 このページは、安談を受けながらよく見直してください。なぜなら、この10年間、安談に来られた方々が、安談手に対して述べた本当の気持ちを整理したものだからです。そのとき、そのときに、出てくる本当の気持ちをよく見て、今の状態のステップを考えてください。そして、そのときの気持ちを安談手に言っていただければ、ステップを乗りこえることができます。

まずは安談の目標をよく理解しましょう

安談の目標は、「自分の気持ちをよく知ることで他人の気持ちも理解できるようになり、その結果、あたたかい人々の中で楽に生活できるようになる」ことである。

安談の限界について

1)ひとを変えたいなら、自分が変わった方が早い。
2)ひとの気持ちを理解しようとする行為は、その人にもとから備わっているやさしさによって成り立っている。
3)性格は変えられるが、気質は変えられない。
4)安談手は、親代わりはできても親にはなれない。
5)安談手をすきになることがあっても、安談手をずっとそばに置いておけない。
6)自分の気持ちに向き合うのがつらくなると、逃げたくなる。
7)世の中には、「人の気持ち」というものを全く理解しない人がいる。

安談初期 〜せめられるのかと思う不安〜

・いつまで続くのか、ほんとうによくなるのか。
・こんなことまで話していいのか。
・ここで話すことが他にもれるのではないか心配。
・お金を他のことに使いたい。
・どうして私ばかり苦しまないといけないのか。
・安談手は理想をおしつけてくるように思う。
・今すぐ話して相談したい。
・安談に頼ってしまいそう。
・先生は忙しいから申し訳ない。
・安談は自分に対して厳しいと思う。
・すっと自分の言いたいことが出てこない。
・安談手が自分のことをどう思っているのかが気になってしまう。
・言われていることは分かるができない。
・安談直後はすっとするが、うちに帰るとまた分からなくなる。

安談中期 〜返事はいらないけれど、FAXや手紙を流しておこう〜


・次の安談が楽しみになる。
・言いそこなっていて、いつか言わなきゃと思っていることがある。
・周りからは、安談なんかで改善できるのかと言われる。
・ここで緊急に相談した方が得だと思える。
・気持ちを表現することが大切だと分かる。
・安談のサイクルに合わせて考えたり、まとめたりする。
・安談以外の講演や研究会に出てみようとする。
・早く進むなら、もっと安談をたくさん入れて欲しいと思う。
・うちの家族にも安談を受けさせたい。
・ノートにまとめておいた方が話しやすい。
・話し足らなくて、時間がもったいない。
・自分でやらなくちゃと思って、安談アポを先延ばしにする。

安談が停滞するとき 〜中期から後期の間にふと思う〜


・はじめの頃、安談手に言われたことが気になる。
・治らない方が楽かもしれないとふと思う。
・○○しなくてはと思うが、できない自分にがっかりする。
・予定より時間がかかるのであせる。
・安談手に、学校の先生や、今までついていたカウンセラーを重ねてしまう。
・「また、ダメになるんじゃないか」という不安がたち切れない。

安談後期 〜色々な人にあっても、帰る家があるから大丈夫〜


・うちに帰ってから疲れることがなくなる。
・安談をひとにも紹介したい。
・自分の力を社会に役立てたい。
・家庭の外にいるときと内にいるときに違いがなくなった。
・自分本来の姿に戻ればいいことが分かる。
・親以外に自分を心配してくれる人がいることを知る。
・心の中の親と対立し、対立した上で、結局、受け入れることができる。

終結近くの状態 〜安心がちりばめられた状態になる〜


・回りのことがよく見える。
・よけいなおせっかいをしなくなる。
・自分がいるだけでいいと思える。
・相手の権威があまり気にならない。
・「またか、ああまたか」と思うことがなくなる。

終結 〜終結後のあり方〜


・運動と同じで、美しい心の状態を保つためには、訓練が必要である(自分の時を刻む)。
・整理されていないと、同じことでつまずくので、時々安談を思い出すとよい(自己安談)。
・何かあったらというか、何かあるだろうから、その時にアポ入れをすぐしようと思っていられる。

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