まず、どのぐらいお金がかかるかを心配されると思うので、簡単に、安談にどうしてお金がかかるかを説明し、それから、安談の種類や方法を紹介します。お金のことは、はじめに、しっかり理解していただかないと、安談に不満が残ったり、途中で止めることになってしまったりするので、気をつけてお考え下さい。
<安談の経過と安談料の関係>
安談とは、「相談者(シグニフィカント、Significant)が、何が原因なのか分からないでイライラしたり、どうしていいか分からないで困っていたりする生活から抜け出て、ひとりで考え込まずに、同じ苦しみを二度と経験することなく、十分に理解されている安心感をもって、家庭あるいは社会で生活できるようになるまで、安談手(アンダンテ、Andante)という話を聞く訓練を受けたものが、シグニフィカントの考え方や気持ちを支えながら、具体的な生活場面での他人との対応のしかたを援助する場」です。
そこには、話を聞くだけではなく、問題解決のために、家庭教師や専門家やその道に詳しい人を紹介したり、代理人として手紙を書いたり、履歴書の添削をしたり、一緒に必要な場所をたずねたりといった具体的な対応までひきうけることも含めています(現在総合契約のみ)。
したがって、法律的な文書を作ったり、何か商品を売ったり、デザインしたりするのと違って、安談手の時間を切り売りしていることになるので、まさに、目に見えないものを対価にしています。また、売上や裁判と違って、何をもって成功とするかは、シグニフィカントによって異なるので、着手金や成功報酬という考えもありません。
さらに、治らない病気を治せると言ったり、この薬が効くから飲むことを勧めたりすることはありません。したがって、徐々に、安心感を養い、具体的な場面で適応していくようにするので、時間がかかるが確実に状況が変わるのが特徴です。
よって、安談料も、時間のかかり方によって、全体の総額が変わってきますが、今述べた理由から、たくさんお金をかければ早く変わるわけではないので、最低、半年から一年は見て置かれるように勧めています。はじめの二ヶ月ぐらいで変化の波が落ち着きを見せ、半年たつと、およその解決の方向性が見えてきます。安談手とシグニフィカントとの間に信頼関係が成立するのに半年という時間がかかるとも考えられます。安談への依存度もはじめ強く感じますが、次第に安談から自立できるようになります。したがって、はじめのうちは、話をたくさん聞くために少し多めに時間をとることがありますが、状況が良くなってくると次第に回数を減らしていき、もう大丈夫だとシグニフィカントが思えるようになれば終結です。終結したら、まったく安談を受けられなくなるのではなく、アフターケアとしての安談もあります。いったん信頼関係ができれば、途中で見放されることなく、困った時に助けてもらえるシステムです。
相談の程度によって異なりますが、月額3万円から15万円ぐらいを安談料の目安にするといいでしょう。支払いが困難な方には、奨学金や後払いの制度もありますから御利用ください。
認定安談手による、対面安談です。前前日、前日、当日のキャンセルは全額キャンセル料が生じます。
安談手 | 曜日 | 時間 | 金額 | 延長料金 |
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認定 安談手 |
平日 10:00〜18:00 | 120 分 |
12,960円 (税込) |
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認定 安談手 |
平日18:00〜/ 土日祝 |
60 分 |
8,640円 (税込) |
20分ごとに2,880円 (税込) |