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コロキアムってどんなところ? voices

 コロキアムでの指導例として、指導を受けた子どもたちの声をご紹介します。コロキアムが、子どもたちの「どんな力を」「どのような指導を通じて」育てようとしているのかをご理解いただく例として、お読みいただければ幸いです。 ※本人が特定できないように、性別・年齢など一部事実と違う表記をあえてしています。


CP・卒業生の声

私立中学3年生女子 「勉強面で自分からやろうという気になって成績があがった」
(個別指導と中学プログラム学習の併用)

 中学2年の時に成績不振で来ました。授業中、ノートを取っていませんでした。それに、配布プリントも整理できず、カバンの中に一年前のプリントが入っていました。
 個別指導では、「授業の受け方」「予習復習の仕方」を細かく指導してもらいました。一週間ごとに、ノートとプリントの確認と振り返りを続けていったら、授業ノートを以前の倍近く書き取り、プリントの穴埋め個所も残さずに書き取ることができるようになりました。また、返却された定期試験を復習するようになったので、「今までの試験の準備の仕方や予習復習の仕方を改善しよう」とする気になってきました。
 コロキストとのやりとりもはじめは、「大丈夫です」「まあまあです」といった返事しかしていなかったと思います。言葉がないというか、表現することすら分かっていなかったのだと思います。それが、だんだん、「ここまで理解できたけど、その先はだめです」「なんとなくは分かったけど、自分で問題を解こうと思っても多分できません」と言えるようになったと思います。

【コメント】このあと、本人がきちんと問題演習を行なうための援助が必要になったため、中学生プログラム学習も導入。その結果、疑問点を質問して理解を補ったり、授業に合わせて問題を自発的に解いていったり、英単語を指示通り暗記したりすることができるようになった。


私立高2年生女子 「不登校時の学習支援から転出先探し、そして転出後対応まで」
(個別指導+CSS)

 中学3年に学校に行けなくなりました。両親が安談を受けてくれたので、家庭で学校行けだの勉強しろだの言われなくなって、ずいぶん楽になりました。それと並行して、行けない分の学習援助をコロキアムで受けました。でも、その後も登校状況は一進一退を繰り返していたので、中3の秋に中学一杯で転校することに決めました。コロキストと一緒に、登校しやすいと思える学校をいくつか見学に行きました。入学試験の準備もしてもらえたので、めでたく合格できました。高校進学後も、学校生活に慣れるまで、一緒に考えてくれたり、勉強を教えてもらえたので、安心して学校に行けました。今度は大学に行きたいと思っています。

【コメント】慎重な対応の甲斐あって、現在は楽しく登校を続けている。ときに、インターネットの有料サイトに不用意にアクセスしてパニックに陥ったり、電子メールにどっぷりはまって親を心配させたりといったことが起きるが、その都度、親子間での約束事を一緒に決めたり、電子機器の有効な使い方についての指導を行なったり、家庭での過ごし方について本人に考えさせるなど、コロキストの介入が入る。現在は、家庭学習の定着と、大学進学のために学習を支えている。


公立中3年男子 「自分から勉強しようという気になった」
(個別+CSS)

 中学2年の夏に英語ができないので来ました。単語帳は作ってはみたものの、今見ると、たしかに自分でも読めないほど雑でした。単語を少しずつ覚えるのではなく、1学期分まとめて単語調べをしていたし、気持ちとしては、「勉強はするがこなせばいい」「早く終えてしまいたい」という思いがありました。実は、そういう気持ちこそ、勉強の妨げになっていると指摘されて、「単語帳は予習の一環として作るもの」「そして、復習のときに見直しにくい単語帳は役に立たない」ことから指導を受けました。そして、個別指導では、基本事項の確認や、学校の授業の予復習のチェックと補いをしてもらいました。
 英単語のつづりと音声との関連が分かり始めたとき、単語ってこういうふうにできていることが納得できました。CSSでは、学習が進むにつれて、勉強内容と成果が比例してきたので、自発的に課題を設定できるようになりました。

【コメント】発音記号の理解や音読の習慣作りや対訳作業や覚えやすいノートの作り方を工夫するなど、「自ら学ぶ」姿勢を身につけていった。現在では、学校の勉強の補いを離れて、個人的に興味の持てる単元や、学年を先取りした教材に取り組むようになっている。

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